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Project #01 地盤凍結システム

プロジェクト概要

地下空間では、地下鉄、高速道路、下水道などのインフラ整備の場面で、地盤凍結工法が採用されるケースがあります。地盤凍結工法とは、地盤に埋められた凍結管に低温流体を流すことで凍土を造成し、止水や構造体として利用する工法です。例えば、トンネルを掘る際に軟弱な地盤を凍土にすることで、シールドの接続・発進・到達防護のための十分な強度が得られます。
マエカワは、そんな地盤凍結工法を支える冷凍機を提供し、多くのインフラ整備工事に採用されています。

トンネルの中で作業している写真
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地盤が軟らかい日本の、
地下開発を支える。

M.S.1996年入社 リューション事業本部産業熱エネルギー部門 営業グループ

環境や地盤への影響をおさえた工事を実現

マエカワの技術で実現する「地盤凍結工法」は、
他の工法と何が違うのですか?

まず、環境にやさしい冷媒を使用しているという点です。従来の地盤凍結工法では、フロン冷媒を使用した冷凍機で冷却したブライン(液体)を配管に流し、地盤を凍結させるのが主流でした。しかし、建築・土木業界でも地球温暖化対策が課題に。そんな中、環境にやさしい地下工法技術を開発するクライアントから、自然冷媒を使った冷凍機を強みとするマエカワに声をかけていただき、共同研究によりCO2を用いて地盤を凍結させる技術を開発しました。
地盤を固める工法には、セメント系の材料を使用するものもありますが、セメントは工事後にも地盤に残ってしまいます。それに対して地盤凍結工法は、凍らせた地盤を融かせば元に戻るという点でも、環境にやさしい工法として関心が高まっています。

男性の写真

過酷な環境に耐えうる冷凍機を、
チームで創り上げる

地下へ冷凍機を設置する際は、どのような苦労がありますか?

トンネル内など土木工事の現場なので、冷凍機を通常より過酷な使用環境に適合させる必要があります。空間の制限もあり、トンネル内では、トロッコで機材を搬入するために設置されたレールへの干渉も防がなければなりません。冷凍機の形状や設計も変える必要があり、人への安全対策も必須なので、エンジニアリングメンバーや製造メンバーと協議しながら課題をクリアしていきます。
地下は、地形や地下環境の影響も受けますし、地上では考えられないような予測不能な事態も起こります。いかに冷媒のCO2を凍結管に送るか、現場によって試行錯誤を重ね、あらゆるケースを想定します。工事が安全に滞りなく進められるかにも関わるので、冷凍機の稼働中は気が抜けません。無事に完工できた時は、何ものにも代え難い達成感を得られますね。

クライアントとともに課題を乗り越え、
インフラ整備を支える誇り

さまざまな苦労がある一方で、
この仕事の面白さはどのような点にありますか?

地下は普段目にしない、見たことのない世界です。トンネル工事の現場は壮観なビジュアルで圧倒されます。そんな現場で、地盤凍結工法の技術を持つクライアントと、私たちの冷凍機開発の技術を合わせて、一緒に工事を実現していくのが面白いですね。
マエカワは設計だけでなく、プラント施工も行う総合エンジニアリング会社です。そうして社内外の関係者と計画段階からプロジェクトに携わり、実際のプラントで装置の稼働状況を確認し、アップグレードさせていく。それが私たちの強みであり、やりがいだと思います。
地盤凍結工法は、災害などの復興時にも、インフラ整備で大きな役割を担う技術です。マエカワはこれからも、その技術を支える存在として、クライアントとともに挑戦を続けていきます。

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