T.M.
情報技術科 卒業
2010年入社
プロフィール私には、「ものをつくる仕事に就き、手に職をつけたい。海外に出張して外国の方と仕事をしたい」という夢がありました。就職活動中に前川製作所の溶接の技術がとても高いことを知り、多くの海外拠点があるので、外国語が話せなくても技術を活かして海外で仕事をするチャンスがあるかもしれないと思い、入社を志望しました。
入社後は、冷凍機を組み立てるユニット製造など複数の部署で、艤装、電装、計装、試運転など、製造の工程を学びながら覚え、3年目から溶接を担当しました。
ずっと溶接のスペシャリストになりたいと思っていましたが、さまざまな経験をしたことで製造のジェネラリストに近づき、仕事の幅が広がりました。そして、相談したり、色々な知識をくれたりする社内の方と、この時に多く知り合えたことも私の財産です。
現在の仕事現在は、NewTonプロダクツ部門に在籍し、熱交換器や圧力容器を溶接してつくることが主な仕事です。2016年の配属直後は艤装の担当でしたが、心の中で「すべての工程の、すべての仕事を覚えよう」と目標を持ちました。人手が足りないときなどには自ら進んで手伝い、さまざまな工程で溶接の技術を活かすこともでき、結果として自分自身の力になっています。また、社会や地球環境への貢献度の高いNewTonの製造に関わっていることに誇りを感じています。
前川製作所には高いレベルの技術者がたくさんいて、意欲や熱意があれば色々なことを教えてくれます。日々、先輩たちの背中を追いかけ、技術を目で盗みながら、同僚や後輩と切磋琢磨してスキルを磨いています。溶接は奥深い仕事で、身につけるべきことはまだまだたくさんありますが、仕事の域を超えて熱中しています。
※ 所属は取材時のものです。